気をつけたいコト

アトピー肌、これだけは気をつけて!

アトピー肌は、バリア機能が低下していて、乾燥もアレルゲンもどんどん取り込んでしまっている状態。ほおっておくことはもってのほか、知らず知らずのうちにやってはいけない行動や、吸収してはいけない成分の化粧品を使用していることも…!!アトピー肌さんは、やっぱり気をつけなければいけないことはたくさんあります。アトピーを悪化させないためにも、さらなるトラブルを招かないためにも、気をつけてほしいことをお話しますね!

注意したいポイントは?

日常でトラブル回避

日焼け防止、汗対策も万全に

紫外線を浴びると、日焼けをしますよね。それは、肌が炎症を起こしている状態なのです。
よって、日焼けをするとアトピーを悪化させてしまうことに。
曇りや室内にいる時でも、紫外線防止を心がけましょう!肌にやさしい成分を使った日焼け止めをこまめに塗ったり、帽子や日傘で紫外線を予防しましょう!
また、汗もアトピーには大敵。
汗をかくと、汗の中の栄養分で肌表面の細菌が繁殖してしまいます。そうなると、かきむしった傷口から細菌が侵入したり、炎症を起こしている肌表面をさらに悪化させてしまいます。
そうなる前に、汗をかいたらシャワーをあびる!これを守るようにしましょう。
アトピー肌には、清潔を保つことが大切なのです。

衣服やタオルにこだわって

身につけるものも、とっても大切です!
清潔に保つためにも、汗が蒸発しないようなナイロン素材はタブー。汗の吸収がよく、通気性のいい木綿がおススメです。木綿は肌に対する刺激も少ないため、着心地もやわらかくて、肌に負担がかかりません。木綿のものでも汗をかいたらこまめに着替え、いつでも清潔にしておきましょう。
タオルも、硬いものは避けましょう。やはりこちらも一番いい素材は木綿です。肌を傷つけたり、線維がひっかからないようななめらかなものを選ぶことがコツ。
洗剤のすすぎ残しがアレルゲンとなることもありますので、洗剤や柔軟剤も素材にこだわったものを選んだほうが無難でしょう。

スキンケア・要注意の成分

合成ポリマー

化粧品の成分にも、気をつけたい成分があります。
まずは、合成ポリマー。
これはジェル系のスキンケアや化粧品によく使われているもので、くずれにくいメイクやウォータープルーフなどにも含まれています。
肌を潤わせている、と感じるつけ心地なのですが、これがクセモノ。クレンジングでも落ちにくい、皮膚呼吸を妨げてしまう成分なのです。これが落ちる時は、強力なクレンジング剤でなければいけないので、必要な皮脂なども全部一緒に落ちてしまいます。
つけてしまってからでは遅いので、化粧品を選ぶ前から確かめておきましょう!
合成ポリマーはとても安価なので、安い化粧品に含まれているといえます。

香料

化粧品でかぶれることの多くの原因は、「合成香料」にあります。
香料は単独の物質では作られず、一つの香りを作るのに、いくつもの化学物質を調合して作っています。現在香料に使用されている物質は、500種類以上はあるのだそう。しかし、香料には規制がないため、多くの原料を混ぜているのにも関わらず、成分表には「香料」とだけ書かれることがしばしば。たくさんの成分を混ぜすぎて、書ききれなくなっていることもあります。
少量とはいえ、アレルギー、アトピー肌さんにとっては、安心して使用していられません。とってもいい香りがするのに、「香料」とだけ一言書かれている化粧品には、要注意です!

タール色素

タール色素は、メイクアップ化粧品、乳液やクリームなどに色付けをするための、合成着色料です。表示は、「赤色○○号、青色○○号」のようになっています。
タール色素とは、石油タールから分離して合成されたもので、その多くは皮膚障害の原因になっていることが明らかに!アレルギー、アトピー肌さんにとってはとても危険性の高い成分なのです。混ぜ合わせることにより様々な色を作り出すことができますから、化粧品を選ぶ時には色に注目です!化粧品に使用できるものは83種類、食品に使用できるものは12種類しかありません。
赤系統はカラーリングにも使われていますが、そちらを使用する前にも確認するべきでしょう。

アルコール

多くの化粧品やヘアケア用品には、アルコールが使用されています。化粧品にアルコールを使用するのは、さわやかな清涼感を与えたり、お肌を一時的に引き締める効果があるからです。
しかし、アルコールは水分をどんどん吸収してしまうもの。料理をする時も、お酒を飲んだ時も、アルコールにより、水分が飛んでしまいますよね。
それと同じように、肌にたっぷりと与えた水分も、アルコールが飛ばしてしまうのです。そのため、最近アルコールフリーという化粧品が増えてきました。アルコールは乾燥を促すだけでなく、肌があれている時はしみることがあるので、アトピー肌さんは避けたほうがいい成分なのです。

アトピーさんは年々増えている…!

神経質になりすぎないで

顔をあげられなかったり、夏場でも長袖を脱げなかったり…アトピー肌になると、とことん気になってしまうものです。また、いつでも痒くて、なかなかゆっくりとする時間がなくなってしまい、大変ストレスになります。
しかし、ストレスはさらにアトピーを悪化させてしまうもの。ストレスから解放された途端、アトピーが治った人も多いといいます。
アトピーにとって、とても大切なことは、神経質にならないことです。
気にしすぎると、それが悪化の原因となり、負のスパイラルを巻き起こしかねません。アトピーが悪化してしまった時こと、気をもまずに、無理にでも気にしないようにして過ごすことが大切です。

このサイトをご監修いただいている先生

サッポロファクトリー皮フ科・スキンケアクリニック 院長松本歩 先生

所属学会

日本皮膚科学会
日本美容皮膚科学会
日本レーザー医学会
日本抗加齢美容医療学会
日本香粧品学会

経歴

愛知医科大学 医学部 卒業
愛知医科大学 医学部付属病院 皮膚科 勤務
愛知県厚生連海南病院 皮膚科 勤務
札幌市内 皮膚科・美容皮膚科 勤務
サッポロファクトリー皮フ科・スキンケアクリニック 開院

また、ご活躍されている内容がホームドクター、オントナ(北海道の女性生活情報紙 オントナ[ontona])、医療新聞社、美STなど、雑誌やメディアでご紹介されています。

サッポロファクトリー皮フ科・スキンケアクリニック 公式ホームページ

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クリップ

サッポロファクトリー皮フ科・スキンケアクリニック 院長松本歩 先生

合成ポリマーや香料などの入った化粧品はアトピー悪化の原因に。日焼けやタオルの使用など日常で気をつけたいことについて紹介しました。

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